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インド祈りの音絵巻 [アジア/インド]

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インド音楽については古典音楽をちょこっとつまみ食いした程度で、いわゆるボリウッド系にはまだ手を出していなかった。

そんな僕がなぜ、このA.R.ラフマンの97年作「Vande Mataram」 を買ったかといえば、
ご多聞にもれず、昨年「スラム・ドッグ・ミリオネアー」を見たから。
あの映画音楽を聴いたら「おぉカッコイー!」ってたいていの人は思うよね。
サントラを買おうかと思ったら、中古で500円で見つけたのが、これ。

彼がサントラ以外にどれだけこういった個人名義の作品をリリースしているのか知らないが、初心者にはサントラよりこっちのほうがお勧めではないかな。
タイトル曲はインドでは愛国歌として知られる曲らしいが、ヒンドゥー教の曲らしくてそれをラフマンはヒンドゥー教、イスラム教を結びつける祈りの曲としてリメイクしているらしい。
「Gurus of Peace」にはパキスタンの故ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンも参加してい
る。
映画音楽を多く手がけているだけあって、その音はとても映像的で、よい意味で通俗的だと思う。斜に構えたところがなくてストレート。
現代的なものと古典的なものが一体化した、とにかくスケールのでかいアルバムです。

30才そこそこでこれを作るんだから、A.R.ラフマンってやっぱりすごいんだな。
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