SSブログ

最近見た映画をまとめて [映画]

058.jpg

1940年代カスティーリャ地方の小さな村の、内戦に敗れた養蜂家の物語。巡回上映で『フランケンシュタイン』を観た少女アナが、姉イサベルのフランケンシュタインは現実にいる、<ソイ・アナ(私はアナよ)>と呼びかければいつでも出てきてくれるという話を信じて、探し始める…。(映画チラシより抜粋)

昨年、リバイバル上映された時、始めてみたスペインのビクトル・エリセ監督の「ミツバチののささやき」(1973)。同時期に同監督の「エル・スール」(1983)も公開され、その2本の映画は、今まで僕が見た映画の中で確実に5本の指に入るだろうと思える素晴らしい作品だった。なぜか同じ映画館で今年も上映されたので行ってきた。今週は「ミツバチのささやき」。

初めて見たときもしばらく、あのシーンはどんな意味があったんだろう、あのセリフは誰にむけてのものだったのか?しばらく頭から離れなかった。

上記のストーリーを読んだだけではまったく解らない映画ならではの表現だと思う。説明的な所はまったくなく、観る人の想像力にまかせている。かといって小難しい芸術映画でもない。
何度でも見たい。す・ば・ら・し・い!

julie_julia_1_1a.jpg

1949年、ジュリア・チャイルドは外交官の夫ポールの任地パリで、芸術的なフランス料理の洗礼を受ける。好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、大胆にも名門料理学校コルドン・ブルーのプロ養成クラスに飛び込むのだった。それから半世紀を経たニューヨークで、ジュリー・パウエルは夫エリックに励まされながら、ジュリアの著した料理本の全レシピを1年365日で制覇し、ブログに掲載することを決意する。

昼食をはさんでもう一本。

実在のジュリア・チャイルドを演じたメリル・ストリープは芸達者。youtubeで見た本物そっくり。ジュリー役のエイミー・アダムスはシリアスな映画にも出てるがここでの彼女も表情ゆたかで楽しい。かつてのメグ・ライアンの位置に今いるのが彼女なのかな。と思ったら監督は「めぐり逢えたら」、「ユー・ガット・メール」を撮った人らしい。なるほどね。
料理が題材の映画だけに料理シーンが多いのだが、出来上がったおいしそうなところがあまりなかったのが残念。でも、気楽に楽しんで観られる映画です。

GWに見た映画も簡単に記しておこう。

「カールじいさんの空飛ぶ家」。ディズニー映画にしては結構ハラハラドキドキのバイオレンスアクション。アニメというかCG映画だな。

「イングロリアス・バスターズ」。監督はタランティーノ。2時間半もあるけど、長さを感じさせないエンターテイメント映画。けっこうえげつないシーンもあるので要注意、史実なんか無視して楽しませてもらった。

「終電車」。フランソワ・トリュフォー監督の80年作。フランス映画はちょっと苦手。名監督による名画なんだろうけど・・・退屈はしなかったが、どこがどう素晴らしいのかよくわからず。女優を美しく取る監督らしくカトリーヌ・ドヌーヴはとても美しかった。

フランス映画を見てるとフランス人ってよーくしゃべるなってよく思う。単にセリフの多いフランス映画をみてるのか、事実フランス人はよくしゃべるのか、よくわかりませんが。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。