カリブとアフリカの空の上、神々が飛び交う [ラテン・ジャズ]
オマール・ソーサはけっこうCDも出しているし名前は知っていたけど、
彼の風貌やあの服装など、どうも大仰なイメージがあって、
実際やってる音楽にもそういう感じがあるみたいだし、あまり興味がなかった。
でもこれはネットで視聴して気に入って購入しました。
僕はこういう大編成のオーケストレーションが施された音楽が結構好きだ。
マイルスとギル・エヴァンスのコラボとか。
このアルバムはドイツのビッグバンドとの競演らしいが、アレンジがブラジルのジャキス・モレンバウン。カエターノとかと一緒にやってた人というくらいしか知らない。
僕が気に入ったのはほとんど彼の仕事による部分だろうな。
ソーサのピアノもイメージしてたバカテク引きまくりでなく抑制されたタッチでよろしい。
どこか映画音楽を思わせるのはバックのオーケストレーションのせいだろうが、カリブ海とアフリカの空の上を神々が飛び交っていく、そんなイメージが浮かんでくる。
ジャケットに写っているのはアフリカの神様の彫り物だろうか。曲名にもエレグヴァとかそれらしき言葉が見える。
今年買った新譜の中では一番気に入った。
2010-05-10 22:48
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コメント(2)
わ、Astralさんのブログが! 気が付くのが遅すぎましたね。
Too Lateというやつですが、とにかく開設おめでとうございます。
オマール・ソーサの新譜は惹かれるものがありましたが、迷った末に断念。
しかしこちらの記事を読んで、あぁ買っておけば…と、こちらもToo Late。
これからはこちらにいろいろと学びに来ようと考えているので、よろしくお願いします。
by questao (2010-05-13 00:09)
questao さん
コメントありがとうございます。
ブログ人知れず、はじめてみました。
オマール・ソーサ、この手のやつ好きなんですよ。
そのうち、中古ででもゲットしてください。
今後ともよろしくどうぞ。
by Astral (2010-05-14 01:35)